伊坂幸太郎「砂漠」
- July 13 ,2010 00:23
本をさっぱり読まなくなった昨今。バリに行く際に、何かビーチサイド用に持っていくべ、と購入したのがこれ。青春小説、というくくりで良いんでしょうかね?大学4年間のそれぞれの季節を切り取った長編小説です。大学の同じクラスの、東西南北の一文字をそれぞれ名前に持つ4人プラス鳥井の物語。すらすら読める割には、超能力あり犯罪の臭いありと、一筋縄では行かない感じが良い。
私が学生だったのは、かなり前のことでありますが、やっていることは違っても、やはり北村たちと同じだった気がします。
「人間にとって最大の贅沢とは、人間関係においての贅沢のことである」
卒業式での学長の言葉。まさに、その通りだと思う。北村たちは数年後、あるいは10年後、時々会っていたりするんでしょうか。きっとしているだろうな。そう考えるのも、楽しい。変にまっすぐな西嶋、愛すべき男です。


