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酒井順子「いつから、中年?」

いつから、中年?
いつから、中年?/酒井順子
週刊現代の連載エッセイ第3弾。

40代に突入してからの、酒井さんのエッセイ。相変わらず面白いです。
このなかでいちばん気になったのが、「『おふくろ』から『オカン』へ」。我々関西人からすると、「おかん」ってごくごく普通なのですよ。ほら、小草若も「おかん」っていうてますでしょ?でもこれ、リリー・フランキーの影響で、非関西人(及び、元々「おかん」と呼んでない皆さん)が使うのは、やっぱり興ざめでございます。まあ、男なんて皆マザコンだと思いますが。

酒井順子「携帯のない青春」

携帯の無い青春携帯の無い青春

今年一発目の読書はこの本でした。
80年代、酒井さんが青春時代を過ごした頃に流行ったものを、エピソードに絡めながら書かれてます。竹の子族、ピンクレディー、ディスコなどなど。

私は、酒井さんとはちょうど10歳下の1976年生まれなのですが、遊びたい盛りの90年代後半?2000年初頭というのは、景気が悪くてなんだか地味な時代なのです。だからなのか、影響の受けやすい私なので、周囲の人たちのせいなのか、遊びまわらず大人しいもんでした。間違いなく、遊んでた人は遊んでたと思うので、今頃後悔しても後の祭りですが、もうちょい遊んどけば良かったよ、と思う次第でございます。

一方80年代といえば、真っ先に思いつくのがバブルやらジュリアナやら、なんだかうたかたのような感じで。小学生だった私が観ていたのは、関西ローカルの「素敵!KEI-SHU5」という、同年代以上の人でないと判らん番組なのだが、今思うとこれがバブってたのです。「ディスコ好き集まれ!」なんてことをやっていたような。関西限定だろうが、イケイケっていう言葉もありましてね。
大人になったらディスコに行くんやあ、と能天気に思っていた私ですが、ディスコというものを経験せぬまま30代でございます。

肝心の本ですが、この頃はまだ、携帯電話というものが普及していなかったのですね。そういえば、携帯が普及し始めたのが、私の短大?社会人なり立ての頃でした。よって、私も「彼氏の家にどきどきしつつ電話をする」ということを経験している訳で、読んでいて懐かしく感じられました。

思えば、中学生の頃位までは、ヤンキーやら、80年代を思わせる人たちがまだ残っていました。80年代、まだ稼ぎがなかったので、消費者、という訳ではありませんでしたが、私もこの時代を生きていた訳で、そういえば「皆気合が入っていた」時代を懐かしく思い出せる本でありました。