「表裏源内蛙合戦」
「表裏源内蛙合戦」 シアターBRAVA!1階P列下手。
久しぶりの観劇でございます。前半詰めすぎて、今年は大人しい後半でございました。でも年末にもう1本ありますので、勝手に恒例にしている観劇記録はまだ後です。
蜷川幸雄演出、井上ひさし脚本は、おなじみのコンビですけど、実は私、初・蜷川でした。WOWOWで「天保十二年のシェイクスピア」は観てたけど。上演時間、休憩含めて4時間。尻がいてえ。そんななか、隆也んこと(©岡田達也氏)上川隆也、勝村政信のおふたりはほぼ出ずっぱり。やるほうも観るほうもお疲れ様。
お話は平賀源内の一代記。恥ずかしながら、私はエレキテル=源内、さえ結びつかぬ程の無知ぶりでございました。この戯曲のなかでは、新しいもの好き、出世欲満載、女好きとして描かれていますが、Wikipediaによると、男色家だったらしい。
さて、表の源内を隆也ん、裏の源内を勝村さんが演じてるんですが、正直1幕は、裏の意味がないんじゃないかと思ってしまったよ。勝村さんは、冒頭の全員揃っての口上の時も黒子の格好でうろうろする見事な裏っぷり。ストーリーテイラーを担っていたので、めちゃ台詞は多いし大変そうでした。
大変そうといえば、隆也んもですね。まさか、生まれたてから出るとは思わなかったよ!妙に老成している子供で、隆也んのキャラとも合ってました。豊原功輔をぶんなぐるあたりはなんとなくキャラメルのオイル上川を彷彿とさせたよ。
音楽劇なんですが、正直、ふたりとも歌はいまいちだったなあ。まあ、歌唱力を求められる芝居でもないですけども。
長崎はーーー、今日もーー、雨だったーーーにはかなり笑わせていただきました。皆前川清だもん。ひとりであほみたいに笑ってしまい、恥ずかしい思いをしました。
ところで、やっぱり4時間は長い!!
どんなに面白い芝居でも、長いと必ずだれてしまうよ。長いといえば、新感線やら大人計画の「キレイ」を思い出すのですが、どれも疲れたしな。蜷川さんの場合(井上ひさしの戯曲がそうなのかも知れんが)、エロシーンやグロシーンが出てきますけど、もうちょっと短くして欲しかったかと。解剖のあたりはまあおいといて、私は屁とか相撲がきつかった。屁のくだりは勝村さん笑っちゃってグダグダでしたけど。多分に言葉遊びもあるので、切れないのかも知れないけど、明らかに客席がだれてたよ特に2幕。最後の臨終場面が勿体無い。
晩年の源内のあたりは、隆也ん流石でしたね。素晴らしかったです。それから、篠原ともえちゃんが良かったんですけど、出番少な!もうちょっと観たかったのが本音。
楽しかったが、やっぱりいくらなんでも3時間半までが限界やな。私の理想は、休憩なしなら2時間、ありなら3時間。こんなこと書きながら、「マルグリット」が長かったらどうしよう。


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