「その街のこども」

昨日の深夜のドラマ「その街のこども」。震災から15年、今は東京で暮らす男女のロードムービー。主演は森山未來と佐藤江梨子。ふたりとも、実際に震災を体験しているそう。

最初の居酒屋のシーンで、あれ?これは森山くんとサトエリちゃんが語るドキュメンタリーなのか、と思いきや、どんどん話が進んでいって、引き込まれて最後まで観てしまったという感じです。2000円の焼き芋、屋根の修理で吹っかける父親、親友の父親が怖かった、など、ドラマでもなかなか踏み込めないところに踏み込んでいて、それがリアルで、胸が痛むというか。今は外にいるからこそ、複雑な感情を持つこともあるだろうし。

サトエリちゃんの号泣シーン、私も泣きました。おっちゃんの手を振る姿がとても印象的。チャリンコパチろうとしたり、自分でいい出したくせにタクシーに乗ろうとしたり、そういうところもリアルでした。森山くんが東遊園地に足を踏み入れないラストも良かったです。あのふたり、きっと来年再会するんだろうなと思わせる、良いシーンでした。

内側でも、外側でもない目から観た、震災のドラマは初めてかもしれませんね。こういうところは流石NHKだと思います。

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