「愛と青春の宝塚」

 来年舞台化されるので、今更ながら再放送。本放送は、2002年のお正月だったと記憶してます。観たのは、勿論桔平さんが出ていたからに他ならないのですが、今観ても非常に豪華メンバー。藤原紀香、木村佳乃、米倉涼子、中谷美紀という当時の若い女優さんが共演するというのが話題になったと記憶してます。凄いのは、6年経っても皆それぞれ活躍しているということですね。まあ紀香は女優としてはあれですが、宝塚トップスター(ちょっと世間知らず)のこの役は、紀香に非常にはまってました。

紀香演じるトップスター、リュータンと、何年か後輩の4人組という構図。紀香がトップクレジットですが、逃げて宝塚にやってきた、木村佳乃演じるタッチーが実質の主役ですね。当時、私は彼女に完全に感情移入して観てました。戦争という暗い影が忍び寄り、タカラジェンヌたちも、それに翻弄されていきます。前篇のラストで、桔平さん演じる演出家、影山先生が、タッチーへの気持ちを作品にし、舞台上のタッチーを見つめながら、その台詞を呟くというシーンがあるのですが、そこがいちばん好きなのです。それを見つめるリュータンというのはベタですけど、切なくて良いシーンでした。しかも、全て終わらないうちに、宝塚歌劇は閉鎖されてしまうし。

女性ばかりのキャストのなかで、脇を固めた男性陣が、桔平さんと、ユースケ、仲村トオルの3人。ユースケはとにかく情けなく、仲村トオルはとにかくかっこ良く、非常に判りやすかったですが、桔平さんはどこか屈折した感のある演出家で、若い女優さんたちをきゅっと締めてました。この役、凄い好きなんですよねえ。関西弁の桔平さんもみどころのひとつかと。

今観ると、皆歌は下手だし(米倉さんのバレエは流石でした。ひとりだけ、姿勢が違うもの)、見ていて恥ずかしいところもありますが、好きなドラマです。宝塚歌劇団の前面協力も話題だったと思うのですが、ナレーションは八千草さん、その他、卒業生も現役生もたくさん出てます。蘭香レアちゃんも出ているのですが、タッチーたちのちょい先輩タカラジェンヌ役で、慰問公演にもいるし、劇中劇にも出ていて(流石でした)、割と目立っていたのですが、クレジットされてない?と思ったら、本名なのかなんなのか、別のお名前でした。ああびっくりした。

そうそう、ちらっと出ている生瀬さんが、すんげえ嫌な役なんですよ。巧すぎです。

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