30
September
2008

群ようこ「三味線ざんまい」

 群ようこのエッセイは、最近とんとご無沙汰だったのだが(おばさんが垣間見えるからかもしれん。最近辛くなってきた)、こういう趣味系のエッセイは大好きで良く読んでます。この本は、彼女が三味線と小唄のお稽古を始めてから、名取式までの道のりを書いたもの。

以前、「きもの365日」というエッセイがあったのだが、時系列としては、ちょっとリンクしている模様。群さんは、覚えちゃすぐ忘れる自分を呪いつつ、お稽古に精を出してます。こういう邦楽には楽譜がないことを初めて知ったよ。確かに、昔はiPodはおろか、テープさえないもんなあ。口伝で覚えるしかないのですよね。この本の中にも三遍稽古についての記述がありますが(三遍稽古と書かれている訳ではないが)、その辺、落語にも通じるのかも。落語は基本、今でも録音せず、三遍稽古で覚えるそうな。

私は三味線はさっぱり判らんちんなのだが、「ちりとてちん」のお陰か、ジャンルは違えどすっと入ってきました。これは、親本が2005年発行なので、あれから3年。群さん、きっともっと上手になっているんでしょうね。

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