15
July
2008

芥川賞、直木賞決定。

第139回芥川賞と直木賞が発表されました。芥川賞 直木賞

芥川賞は楊逸さんという、中国人の女性が受賞。正直、候補者のなかで、名前を知っていたのは彼女と羽田圭介さんだけでした。直木賞は井上荒野さん。ちょっと読んでみたいのはこっちだなあ正直。候補作のなかでなら、「のぼうの城」(和田竜)と「あぽやん」(新野剛志)かな。が、恐らく文庫になるまで待つだろうと思われ。

このところ「文学賞メッタ斬り!」シリーズを散々読んだので(短い間に2008年度版まで全て読破。しかし1冊目がいちばんおもしろいな)、下世話すぎる興味が沸いておりました今回。直木賞のすべてというサイトもかなり読んだし。このサイトの凄いところは、第1回から完全網羅しているだけでなく、今じゃ読めなくなった受賞作にも光を当てているところですね。おまけに山本賞とか吉川英治文学新人賞まで網羅。選評もちらっと読めるし(作品よりも選評が楽しみな俺)、凄すぎるサイトでございます。

ところで、第21回山本周五郎賞、2008年本屋大賞を受賞している、伊坂幸太郎の「ゴールデンスランバー」ですが、数日前に、伊坂さんが候補になることさえ辞退していたというニュースが流れていました。厳密にいうと、この作品、対象期間には入ってないんですが(奥付は11月30日。対象期間は12月1日から)、多分候補になっていたでしょうな。たらればはないですが、候補になってたら、受賞していたのか、大きなお世話ながら気になります。まあ、「メッタ斬り!」風にいうと、直木賞を取らなくても、がっつり売れてるから良いんでしょうけど。

芥川賞、直木賞の受賞作を読んでいる冊数は、やはり直木賞受賞作の方が多いです。芥川賞受賞作は、「パーク・ライフ」(吉田修一)くらいしか思いつかない。と、ここで受賞作一覧を見てみましたが、やっぱり「パーク・ライフ」しか読んでなかったよ。あと読みたいと思うのは、綿谷りさの「蹴りたい背中」位。
直木賞受賞作は、金城一紀「GO」、石田衣良「4TEEN」、山本文緒「プラナリア」、藤田宜永「愛の領分」、奥田英朗「空中ブランコ」、このあたりは受賞後、割とすぐに読んでます。帯に「直木賞受賞!」って書いてあるよ。他にも山田詠美「ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー」、小池真理子「恋」は随分経ってから読んでるし、受賞作は読んでなくても、何冊か読んでる受賞作家も多いです。恐るべし直木賞(ちなみに、三浦しをんの「まほろ駅前多田便利軒」は、文庫化をしつこく待ってるところ)。ちなみに、今挙げた中でいちばん面白かったのは「恋」だな。恐ろしくなって来るんだが、ページを繰る手を止められない小説でした。「GO」は映画も良かったな。

芥川賞も直木賞も、その本を手に取るひとつのきっかけなのですよね。私の場合、受賞作だから読むというケースは殆どないですが。上に挙げた作家の殆どは、受賞前に読んだことがあったし。本を読む人がほんとうに少ないし、小説の話を出来る人が、周囲に殆どいないので、読むきっかけになれば良いなと勝手に思う次第であります。職場で話題になった本は、「B型」とかの血液型本でした。とほほ。

Tags:

Place your comment

Please fill your data and comment below.
Name
Email
Website
Your comment